山陰地方を記録的な大雪が襲う!交通機関麻痺、帰宅困難者も続出…最新情報と注意喚起
今シーズン一番の強い寒気が流れ込んだ山陰地方では、記録的な大雪に見舞われ、交通機関に大きな影響が出ています。飛行機、電車、高速道路など、多くの交通手段がストップし、仕事納めの日に帰宅できない人もいる状況です。最新の状況と注意喚起をお伝えします。
通勤・通学時間帯から猛吹雪
12月26日、鳥取県鳥取市では、通勤・通学時間帯から大粒の雪が降り始めました。「肌に当たると痛い」と感じるほどの強さで、足元も悪く、通勤する人々は防寒具を身につけ、慎重に歩いていました。街の人からは「仕事納めの日に雪は珍しい」「べちゃべちゃして足にまとわりつくような冷たさ」といった声が聞かれました。
各地の積雪量
午後5時時点での積雪量は以下の通りです。
- 鳥取県大山:58cm
- 鳥取県智頭:32cm
- 島根県隠岐の島町西郷:14cm
- 島根県邑南町瑞穂:11cm
観光地も閑散、交通機関に大混乱
島根県出雲市の観光名所、出雲大社前の神門通りは、横殴りの雪で閑散としていました。傘をさし、身を縮めながら歩く観光客の姿も見られました。街の人からは「耳が最強に冷たい」という声も。そして、「飛行機も電車もやくも号も止まって、帰れないんです」と、帰宅困難に陥っている人の声も上がっています。
高速道路の通行止めと迂回路の混雑
大雪による立往生を防ぐため、米子道では午前6時から米子ICと岡山県の落合JCTの間が全面通行止めとなっています。これは、今年から導入された“予防的通行止め”で、大雪が予想される場合に事前に通行止めとする措置です。迂回路となる国道も混雑しており、立往生が発生しないよう通行止めとなっています。
また、岡山県の西粟倉村で起きた事故の影響で、鳥取道でも佐用JCTと河原ICの間が通行止めとなり、一部車両が取り残されている状況です。運転手からは「いまから大阪方面へ帰るところ帰れるかなと心配です」という声が聞かれました。
今後の注意点
山陰沿岸には波浪警報、全域には大雪注意報などが発表されており、今後も引き続き注意・警戒が必要です。最新の交通情報や気象情報を確認し、不要不急の外出は控えるようにしましょう。
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