オアシス・マネジメントが小林製薬の筆頭株主に!保有比率13%超で創業家を上回る
健康被害を出した紅麴(こうじ)サプリ問題で揺れる小林製薬。この度、香港の投資ファンドオアシス・マネジメントが、小林製薬の筆頭株主となりました。26日までに株式を買い増し、保有比率は13.74%に達し、創業家で元社長の小林章浩氏の持ち分(12.49%)を上回りました。
紅麴サプリ問題への積極的な姿勢
オアシス・マネジメントは、今回の問題に対し、根本原因の究明とガバナンス(企業統治)の改善を小林製薬に強く求めています。今年3月の株主総会では、元社長ら4人の取締役の選任案に反対。さらに4月には、旧経営陣に対し約135億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を大阪地裁に提起するなど、積極的な姿勢を見せています。
影響力行使の可能性
筆頭株主となったことで、オアシス・マネジメントは今後、小林製薬に対する影響力の行使を強める可能性があります。今後の小林製薬の経営や、問題解決に向けた動きに注目が集まります。
オアシス・マネジメントのセス・フィッシャー最高投資責任者は、東京都港区に拠点を置いています。小林製薬本社は大阪市中央区に位置しています。
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