12月27日、中山競馬場で行われた第148回中山大障害（GⅠ）で、1番人気のエコロデュエルが圧倒的な強さを見せつけ、優勝を果たしました！

激戦を制し、歴史に名を刻む

レースは、2番人気のネビーイームが積極的に逃げ、エコロデュエルが好位から追いかける展開。直線に入ると、エコロデュエルがネビーイームに並びかけ、壮絶なマッチレースを繰り広げました。最後は、エコロデュエルの力強い脚がネビーイームをねじ伏せ、5馬身差でゴール！

この勝利で、エコロデュエルは2017年のオジュウチョウサン以来となる、同一年春秋のJ・GⅠ制覇という偉業を達成しました。春の中山グランドジャンプ（GⅠ）に続き、年間2勝という素晴らしい結果です。

エコロデュエルの血統とこれまでの戦績

エコロデュエルは、父キタサンブラック、母クラリネット、母の父Giant’sCausewayという良血の持ち主。北海道日高町・下河辺牧場で生まれた馬で、馬主は原村正紀氏です。

これまでの成績は24戦6勝（うち障害14戦5勝）。2023年の京都ジャンプステークス（GⅢ）と今年の中山グランドジャンプ（GⅠ）に続き、重賞3勝目を飾りました。

初勝利に喜ぶ関係者

岩戸孝樹調教師と草野太郎騎手にとっては、中山大障害初勝利となりました。両者とも、喜びを噛み締めながら、今後の活躍を誓いました。

3着にはフェーレンベルク、4着にはジューンベロシティが入りました。

エコロデュエルの今後の活躍に、目が離せません！