ソフトバンク大津亮介、有原航平の抜けた穴を「チャンス」と捉え、来季は180イニング投球を目指す!
ソフトバンクホークスの大津亮介投手が、日本ハムファイターズへ移籍した有原航平投手の穴を埋めるべく、先発ローテーションでの活躍を誓いました。26歳右腕は、28日に開催されるG1有馬記念の予想トークライブに参加し、その中で来季への意気込みを語りました。
有原航平への感謝と、自身の成長への決意
有原投手の抜けた穴は、チームにとって大きな痛手です。今季チーム最多の175回を投げたイニングイーターの有原投手を慕っていた大津投手は、「いなくなるのは寂しい。先発になってから話す機会も増え、この世界のことを教えてもらったので感謝している」と語り、敬意を表しました。
しかし、その一方で「(有原投手が投げていた)180イニング近くを他のピッチャーで投げないといけないところは僕にとってはすごくチャンス」と、自身の成長機会と捉えています。今季は6勝2敗、防御率1.92と好成績を残しましたが、7回まで投げ切れたのは1試合のみ。シーズンを通して長いイニングを投げることが課題でした。
オフの課題と、来季の目標
大津投手は、自身の課題を「不安要素があったんだと思う。僕が次の回を投げるより、中継ぎ投手が1イニング全力でいく方が安心感があったんじゃないか」と分析。首脳陣に安心感を与えるため、オフは平均球速アップに励んでいます。
「変に新しい球種を増やしたり、チェンジアップの精度を高めたりするよりも一番は真っすぐ(を磨く)」。瞬発力を高めるウエートトレーニングで、今季の平均球速146キロから3キロアップを目指しています。
来季の目標は、先発としての長いイニングを投げること。「完投、完封をしたことないから1、2試合は(完投や完封を)やりたい。首脳陣からそのまま投げてもらいたいと思われるように頑張りたい」と、力強く語りました。有原投手に負けないように、腕を振る覚悟です。
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