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ゴールドシップの奇跡!出遅れからの大逆転劇が今も語り継がれる有馬記念

投稿日:2025年12月27日

今年で70回目を迎える有馬記念が間近に迫る中、競馬ファンにとって忘れられない名レースを振り返ります。今回は、2012年の有馬記念で奇跡を起こしたゴールドシップの走りに迫ります。

怪獣と呼ばれた暴れ馬、ゴールドシップ

ゴールドシップは、その荒々しい気性から「怪獣」と称された、日本競馬史に残る個性的な馬でした。デビュー前には他の馬を蹴ったり、調教助手を振り落としたり、気に入らないと立ち上がって暴れることも。しかし、その潜在能力は計り知れませんでした。

共同通信杯、皐月賞、菊花賞とクラシックレースを席巻し、2012年は二冠を制覇。鞍上の内田博幸はゴールドシップを「怪獣」「人間味のある馬」と表現し、その才能を高く評価していました。

波乱のスタート!出遅れからの怒涛の追い込み

2012年の有馬記念は、三冠馬オルフェーヴルやジェンティルドンナが回避したものの、GⅠ馬が多数出走する豪華なメンバーが集結。ゴールドシップは1番人気に支持されました。

しかし、レースは波乱の幕開け。2番人気のルーラーシップが立ち上がり、ゴールドシップも大きく出遅れてしまいます。最下位からのスタートとなり、ファンは不安を覚えました。

まるで神が描いたシナリオ!奇跡のロングスパート

前半戦はシンガリを走るゴールドシップ。しかし、3コーナーを過ぎると内田博幸の手が動き出し、一気に追い込みを開始します。残り700m地点で仕掛けるという大胆な戦術に、観客は驚きを隠せませんでした。

直線に入ると、大外から猛スピードで駆け上がり、エイシンフラッシュとオーシャンブルーを交わして先頭に!追えば追うほど加速するゴールドシップは、後続を1馬身半も引き離して圧勝しました。内田博幸はガッツポーズを見せるほど、その勝利に歓喜しました。

伝説となった有馬記念、今もファンの心に刻まれる

出遅れからのシンガリ追走、そして3コーナーからの驚異的なロングスパート。内田博幸も「まるで神様に描かれたのではないかと思うくらいのシナリオ」と振り返る、奇跡的なレースでした。

ゴールドシップの唯一無二の走りは、引退から10年が経った今もなお、多くの競馬ファンの心に深く刻まれ、語り継がれています。今年の有馬記念も、新たな伝説が生まれることを期待しましょう。

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