井上尚弥、世界新27連勝!年間4度防衛の偉業も達成も「自分の弱さ、甘さ」を赤裸々に告白
ボクシング界のスター、井上尚弥選手(32=大橋)が、サウジアラビア・リヤドでアラン・ピカソ選手(25=メキシコ)との4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチを3-0の判定勝ちで制し、見事防衛に成功しました。この勝利で井上選手は、世界新記録となる27連勝を達成。さらに、年間4度の防衛という偉業も成し遂げました。
判定勝利の裏に隠された課題
試合後、井上選手は生配信されたインタビューで、勝利の喜びとともに、自身の課題を率直に語りました。「ベストコンディションで挑んだけど、打ち急ぎすぎた。今日は良くなかった、全体的に」と反省の言葉を口にしました。
その理由について、井上選手は「やっぱり集中力に欠ける。ムロジョン(・アフマダリエフ)戦(9月)からのピカソ戦は、いい状態をつくるのは難しかった」と明かしました。対戦相手のピカソ選手については「想定内」と分析しつつも、「打たずに打つボクシングを徹底できなかった。そこは自分の弱みだな」と、自身の甘さを認めました。
年間4度防衛の苦労と達成感
年間4度の試合を全て防衛で終えた井上選手は、「ドッと疲れました…。今年は頑張ったな」と笑いをこぼしました。しかし、「4試合やるのはいいし、やってる最中は、がむしゃらなんでいいんですけど、(試合を迎えるまでの)ハードワークがね」と、その道のりの厳しさを語りました。
井上尚弥選手の記録
井上選手の驚異的な記録は以下の通りです。
- 連続勝利:27連勝で単独1位(2位はジョー・ルイス、フロイド・メイウェザーの26連勝)
- 通算勝利:27勝で単独3位(1位はフリオ・セサール・チャベスの31勝)
- 最短KO:1分10秒(パヤノ戦、日本男子歴代1位)
- 年4度防衛:具志堅用高氏と並ぶ日本男子記録、統一王者としてはムハマド・アリ氏以来の快挙
今後も井上選手の活躍から目が離せません!
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