中谷潤人、世界ランカー撃破で32連勝!井上尚弥戦の行方に「寂しさはあるけど…」
世界3階級制覇の実績を持つ中谷潤人選手(27=M.T)が、スーパーバンタム級転向初戦でセバスチャン・エルナンデス選手(25=メキシコ)に3-0の判定勝ちを収めました。2024年12月27日、サウジアラビア・リヤドで開催された試合で、プロデビューから国内新記録となる32連勝を達成しました。
試合を振り返る
試合後、サングラス姿で会見に臨んだ中谷選手は、「気持ちのいる戦いだった。最後まで気持ちを切らさずにファイトできた」と笑顔で語りました。中盤以降は右目を大きく腫らしましたが、「日頃の練習から目がふさがったときのイメージはしてきた。あわてることなくできた」と、冷静さを保っていたことを明かしました。試合展開については、「1ラウンドずつ対応することにフォーカスしていたので、採点はあまり気にしていなかった。やり切ったのでスッキリして待っていた」と振り返りました。
井上尚弥戦の可能性は?
来年5月、東京ドームでの井上尚弥選手(32=大橋)との対戦が期待されていましたが、井上選手が前日の26日に、来年5月の試合について「中谷戦かフェザー級で5階級(制覇)を狙うかどうなるか分からない」と発言したことが明らかになりました。これに対し、中谷選手は「そういう話も入ってきている」と認めつつも、「僕自身はパウンド・フォー・パウンド(PFP)No.1になる、この階級で世界チャンピオンになるという目標でこの階級に上げてきてるので、井上選手と戦えなくなったら寂しさはあるけど、その目標はぶらさずにやっていきたい」と、目標に揺るがない姿勢を示しました。
スーパーバンタム級での更なる活躍、そしてPFPランキング1位を目指す中谷選手の今後の展開から目が離せません。
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