28日、東京都日野市にある多摩動物公園で、飼育されていたオオカミ1頭が展示スペースから脱走する緊急事態が発生しました。園側は直ちに来園者に対して建物内への避難を指示し、新規の入園を一時的に中止する措置を取りました。

午前中に発見、迅速な対応で安全確保へ

午前中の開園直後、飼育スタッフが園内通路でオオカミを確認しました。これを受け、園は非常態勢を発動。売店、レストラン、正門前の管理棟など園内の建物へ来園者を誘導し、安全確保を最優先に対応しています。

周辺住民への注意喚起も

日野市は、防災行政無線や安心安全メールを通じて周辺住民に注意を呼びかけました。現時点でオオカミが園外に出たという情報はありませんが、不用意に動物園周辺に近づかないよう呼びかけています。最新情報は多摩動物公園の公式X（Twitter）で随時発信される予定です。多摩動物公園公式X

人的被害はなし、捕獲作業が続く

28日正午現在、人的被害の報告はありません。園職員がオオカミの捕獲作業を進めており、状況が落ち着くまで入園制限が続く見込みです。今後の情報に注目しましょう。

多摩動物公園のウェブサイトでも状況が更新されています。多摩動物公園公式サイト