武豊騎手が魂込める!有馬記念はメイショウタバルか?ドラマとデータが後押し!
12月24日(日)に開催される有馬記念。競馬ライター三嶋まりえさんが、◎メイショウタバルを本命に推しています。単なる“ドラマ”だけでなく、心強いデータも後押しする理由を詳しく解説します。
宝塚記念の圧巻勝利と天皇賞・秋の戦略
メイショウタバルは、今年の宝塚記念で圧巻の強さを見せました。武豊騎手も「驚くくらい強かった。馬に申し訳ないと思った」と語るほどのパフォーマンスでした。前半1000mを59秒1という稍重を考慮すれば速めの流れを押し切り、2着ベラジオオペラに3馬身差をつける完勝劇でした。
続く天皇賞・秋では、1分02秒0という超スローペースでゆったりと運ぶレース展開。同型もいる有馬記念で同様のレースが出来るかは未知数ですが、前走で見せた戦略は大きな武器となるでしょう。
中山芝の先行有利なコース特性と武豊騎手の意気込み
今月の中山芝レースは、先行有利の傾向が顕著です。4角4番手以内の勝率18.3%、複勝率49.1%に対し、4角7番手以下は勝率0.4%、複勝率6.9%というデータが示すように、先行勢から入りたいところです。有馬記念も同様の展開が予想されます。
さらに、武豊騎手は有馬記念デーにメイショウタバルに騎乗するのみ。鞍上も「ドウデュースもキタサンブラックもそうだった」と、一鞍入魂で渾身の騎乗を見せてくれると期待できます。
故松本好雄氏とのエピソードと武豊騎手の強い思い
枠順抽選会のセレモニーで、武豊騎手は故松本好雄氏とのエピソードを披露しました。宝塚記念勝利後、浦河で氏と会った際、「わしは有馬記念が好きやな」という言葉に、強い思いを抱いたことを明かしました。ゆっくり話した最後の会話だったこともあり、有馬記念への強い決意が伝わってきます。
武豊騎手とメイショウタバルが、今年を鮮やかに締めくくることを期待しましょう!
(「ウイニング競馬」出演中)
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る