ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手が28日、JRA小倉競馬場でトークショーイベントに登場。馬主としても活動する柳田選手は、自身の所有馬が小倉競馬場で初勝利を飾った思い出の地で、ファンとの交流を楽しんだ。

馬主業は「野球とは違う緊張感」

馬主資格を持つ柳田選手は、馬主業について「レースは一番緊張します。自分ではどうにもできない。野球で打てなくても、練習で何とかできる。何もできないもどかしさや難しさがありますね」と、その独特の緊張感を語った。

坂本勇人からも祝福のLINE！

初勝利の際には、驚くべき反響があったというエピソードも披露。「（日本シリーズの）ホームランを打った時よりLINEが来ました。日ごろは来ない（巨人の）坂本勇人からも来て、すごいことを成し遂げたんだなと思いました」と、笑いを交えて明かした。

有馬記念はダノンデサイルに期待

トークショーでは、ファンと共に有馬記念の予想も行い、本命には⑨ダノンデサイルを指名。パドックの大型ビジョンでレース中継を観戦し、結果には悔しそうな表情を見せた。勝った④ミュージアムマイルは対抗にしていたものの、2着の⑩コスモキュランダまで見抜くことはできなかった様子。「気持ちの整理がつかない…。野球で取り返します」と、熱い言葉でトークショーを締めくくった。

この日のトークショーの様子は、多くのファンにとって、忘れられない思い出となったことだろう。柳田選手は、野球だけでなく、馬主としても精力的に活動しており、今後の活躍が期待される。

スポーツ報知