【有馬記念2024】ミュージアムマイル、劇的なV!吉田俊介代表が語るレース選択の葛藤と感謝
12月28日(日)中山競馬場で行われたGⅠ有馬記念。ミュージアムマイル(牡3・高柳大)が、皐月賞に続くGⅠ・2勝目を飾り、サンデーレーシングのオーナー・吉田俊介代表が喜びを語りました。
レース回顧:スタートの遅れも覆し、直線一気に突き抜けた
吉田代表はレースについて「スタートで遅れたのかは確認できませんでしたが、ダノンデサイルをずっと見るような形で、動くに動けない位置だったんだろうと思っていました。直線はすごい脚で伸びてくれて、よくぞかわしてくれたなと思います」と振り返りました。劇的な逆転劇に、安堵と興奮を隠せない様子でした。
有馬記念参戦までの葛藤:菊花賞、天皇賞・秋、香港C…最終決断の理由
ダービーの結果を受け、血統的には2000mまでが得意な距離と考えられていたミュージアムマイル。菊花賞を回避し、天皇賞・秋を選択したものの、惜しい2着となりました。その後の進路については、「香港Cも選択肢でしたが、中山の6回コーナーをこなせるかどうかが懸念点でした。中山のコース適性を信じて有馬記念を選択し、結果的に勝利に繋がりました」と、苦渋の決断に至った経緯を明かしました。
今後の展望:更なる高みを目指して
今後のレースプランについては「ここまでしか考えていませんでしたが、これで強いところに挑戦していかなければいけません。悩みは増えましたが、本当に楽しみです。ここの結果次第で変わってくるので、すぐには決まらないとは思います」と、慎重ながらも更なる挑戦への意欲を見せました。
競馬を盛り上げた「ザ・ロイヤルファミリー」への感謝
最後に吉田代表は、「今年は『ザ・ロイヤルファミリー』という有馬記念に向けて盛り上がる番組が制作され、今まで競馬を見なかった方も注目してくださる有馬記念になりました。競馬の新たなファン層の開拓に貢献していただき、感謝しています」と、有馬記念を盛り上げた番組への感謝の言葉を述べました。競馬界全体への貢献を称え、締めくくりました。
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