【東京大賞典2025】血統分析!芝中長距離適性馬が有利?有力馬の適性・能力を徹底査定
12月29日(月)に大井競馬場で開催される、ダート競馬の年間王者を決める東京大賞典。レースに向けて、東スポ競馬Webの配合コンサルタント坂上明大氏が、出走馬の血統を中心に徹底的な適性査定を行いました。今回はその内容を分かりやすくまとめました。
東京大賞典の血統傾向:芝中長距離のスタミナが鍵
近年の東京大賞典では、サンデーサイレンス系の種牡馬の産駒が圧倒的な強さを見せています。直近3年の連対馬は、オルフェーヴル、ハーツクライ、キタサンブラック、リアルスティールと、いずれも芝中長距離向きのスタミナを持つ血統です。過去5年の3着内馬15頭中14頭がサンデーサイレンスの血を内包していることからも、このレースでスタミナが重要であることが分かります。
ただし、サンデーサイレンスの血を持たない馬でも好走例は存在します。2020年の2着カジノフォンテンや、昨年の1着フォーエバーヤング、3着ラムジェットなどは、SeattleSlew→A.P.Indy系の血統を持つ馬でした。この系統は、ダート長距離戦に強く、東京大賞典でも侮れない存在と言えるでしょう。
注目馬の適性評価:ハピの半兄は一線級の実力
今回、坂上氏が注目したのは、YourHostess牝系に属する馬です。この馬は、アウトレンジダイワメジャーやダイワスカーレットなど、活躍馬を多数輩出している良血です。半兄には2022年チャンピオンズC3着馬ハピがいることも、期待感を高めます。
坂上氏の評価は以下の通りです。
- 適性評価:★★★★
- 素質評価:★★★★
SeattleSlewとKingmamboの血をバランス良く内包しており、舞台適性は高く、東京大賞典でもパフォーマンスを落とす可能性は低いと分析されています。帝王賞の方が馬場は合う可能性もありますが、十分に戦えるでしょう。
まとめ:スタミナと血統のバランスが勝利への鍵
東京大賞典は、芝中長距離向きのスタミナと、SeattleSlew→A.P.Indy系の血統が重要なポイントとなるでしょう。今回紹介した情報を参考に、東京大賞典をより深く楽しんでください。
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