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福山雅治&大泉洋の最強バディ再び!『ラストマン-全盲の捜査官-FAKE/TRUTH』が描く“助けを求める”勇気

投稿日:2025年12月29日

12月28日に放送されたTBS系スペシャルドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-FAKE/TRUTH』は、福山雅治さんと大泉洋さんの最強バディ復活に、多くの視聴者が期待を寄せました。2023年4月に放送されたドラマの続編となる今作は、変わらない本作らしさと、二人の絆が胸を打ちました。

ドラマのあらすじ:ニューヨークから東京へ、再会までの道のり

ドラマはニューヨークで幕を開け、福山雅治さん演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と大泉洋さん演じる刑事・護道心太朗の連弾でのピアノ演奏からスタート。しかし、華やかな雰囲気はすぐに銃声によって打ち破られ、物語は緊迫感を増していきます。心太朗はFBI研修を経て帰国しますが、皆実との再会は、なんと喧嘩別れから始まるという展開。

バディ復活の過程を描く今作では、心太朗が合流するまでの間、捜査一課の佐久良(吉田羊さん)や広報課の渡辺(上川周作さん)が即席バディを組むも、それは巧妙に仕組まれた罠だったことが明らかになります。

真実と虚偽が交錯する物語:フェイクニュースと正義のあり方

ドラマでは「火薬の匂い」というフレーズが繰り返し登場し、視聴者を惑わせる巧妙な伏線が張り巡らされています。ニュースキャスターの播摩みさき(松本若菜さん)が、五ノ橋総理(吉田鋼太郎さん)の不正を暴こうとするも、スキャンダルを捏造されてしまうという展開は、現代社会におけるフェイクニュースの問題を浮き彫りにします。

「正義を名乗る顔の見えない人たち」を糾弾するつもりだったみさきや栗原(向井康二さん)ですが、不確かな正義はブーメランのように自分たちに突き刺さります。真に恐れるべきは自分自身の無知であり、加害的な意図は容易に第三者に利用されるというメッセージが込められています。

バディの絆と“助けを求める”勇気

皆実がテロリストの罠に敢えて嵌まることで、相手の力を利用して窮地を脱出する柔軟性や、GPSを付ける抜け目のなさなど、彼の卓越した能力が際立っています。白杖1本で犯人を制圧する姿は、信頼できる相棒の存在が不可欠であることを示唆しています。

バディを解消している間も、皆実の心の目は心太朗を映し続けており、心太朗も同じでした。ドラマ全体を通して、誰かに助けてもらうことの重要性が繰り返し強調され、助ける側も助けられる側も、現実を受け入れる勇気が必要であることが示唆されています。

『ラストマン』シリーズのテーマ:愛と嘘、真実

『FAKE/TRUTH』の隠れたテーマは「愛」であり、現在公開中の映画『ラストマン-FIRSTLOVE-』の裏テーマである「嘘と真実」と対になっているという点も見逃せません。絶体絶命の窮地からバディが生還できるのか、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

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