TGS裏で開催された個人VTuber主催のゲーム発表会「おがダイレクト」徹底レポート!話題作の続報や衝撃の新作発表も
9月末に開催された東京ゲームショウ2024(TGS2024)の賑わいの中、ひっそりと開催されたゲーム発表会「おがダイレクト」。個人VTuberの男鹿梨衣子さんが主催したこのイベントでは、話題のインディーズゲーム開発者たちの最新情報が多数発表され、ゲーマーたちの間で大きな話題を呼んでいます。今回は、その「おがダイレクト」の内容を徹底的にレポート!
「おがダイレクト」とは?
ゲーム情報の発表といえば、大手メディアや有名司会者が手掛けるものが一般的ですが、「おがダイレクト」はなんと個人VTuberの男鹿梨衣子さんが主催する異色のショーケースです。「世界一しょぼい」をコンセプトに、大手発表会では扱いきれないような、小規模開発者の情報やユニークな発表に焦点を当てています。
発表された注目のゲーム情報
「おがダイレクト」では、様々なWorldPremiere(世界初公開)の情報が発表されました。その中でも特に注目されたのは以下の内容です。
『近畿霊務局』開発者・霧笛ノト氏の新作に注目!
人気ホラーゲーム『近畿霊務局』を手掛けた霧笛ノト氏からは、UnrealEngine5を使用した新たな映像が公開されました。ミリタリーな兵士とアーマーを身につけた巫女たちが日本の都市で激しい銃撃戦を繰り広げるという、インパクト抜群の映像は、今後の展開への期待を高めます。続編の可能性は示唆されていませんが、UE5への挑戦は大きな注目を集めています。
『ダンジョンデストロイヤー』ウィッシュリスト1,000件突破&ドワーフちゃんの胸揺れ機能実装!?
パズルローグライク『ダンジョンデストロイヤー』は、発売からわずか1週間でウィッシュリスト登録数1,000件を突破し、勢いに乗っています。さらに、多くの要望に応え、ドワーフちゃんの胸揺れ機能が実装されることも発表されました。次回作『ダンジョンボンバー』の情報も飛び出し、今後の展開に期待が高まります。
デジタル降霊術ホラー『いえふぉさま』総プレイ数5,000回突破!
レトロなビジュアルと独特な世界観で話題のデジタル降霊術ホラーアドベンチャー『いえふぉさま』は、総プレイ数5,000回を突破しました。開発者阿冷Rio氏による開発記も公開されており、ゲームの裏側を知ることができます。
『カルトに厳しいギャル』開発者による新作発表!
大ヒットゲーム『カルトに厳しいギャル』を手掛けたBhaskara氏と、インディーゲームBGM作曲家中村修人氏が共同で制作した新作『MyBestLife,MyPestLife』が発表されました。画面いっぱいに現れる虫を潰していくことで音楽が奏でられる、インタラクティブミュージック的な要素が特徴のクリッカーゲームです。さらに、『GALVSVILLAGEギャルトムラ(仮)』のタイトルも決定し、プレイ映像も公開されました。Bhaskara氏は、現在3本のゲームを同時開発していることも明かしました。
TGS開催中に開催した理由とは?主催者・男鹿梨衣子さんにインタビュー
「おがダイレクト」を主催した男鹿梨衣子さんに、開催のきっかけや準備についてインタビューしました。
――開催のきっかけは何だったのでしょうか。
男鹿梨衣子さん:「最初はただのジョークでした。でも、『カルトに厳しいギャル』の開発者であるBhaskaraさんが『男鹿さんなら案外本当に情報が集まりそうだし、やってみたら?』とリプライしてくれたことがきっかけです。そこから話が動き出し、Bhaskaraさんから新作デモを提供してもらえることになり、開催を決意しました。」
――TGSの時期にあわせたのは“狙った”のでしょうか。
男鹿梨衣子さん:「全く狙っていません。TGSの忙しさが抜けた次の週ぐらいに開催したかったのですが、新作発表のタイミングや開発者の都合で、結局TGS期間中に開催することになりました。」
男鹿梨衣子さんは、「小規模開発者の情報を発信したい」という強い思いで「おがダイレクト」を企画・開催しました。大手発表会では扱いきれないような、ユニークなゲームや開発者の熱意を、多くの人に届けたいという想いが伝わってきます。
「おがダイレクト」で発表されたゲームは、SteamやDLsiteなどで配信されているものもあります。ぜひチェックして、新たなゲームとの出会いを体験してみてください!
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