中国軍、台湾周辺で大規模軍事演習開始!日米への警告か?
中国軍の東部戦区は29日、台湾周辺で大規模な軍事演習を開始しました。この演習は、台湾の北部、南西部、南東部、東部の海域を包囲するように行われ、陸海空、ロケット軍など、様々な兵力が動員されています。
実弾射撃も!台湾への圧力を強める中国
30日には実弾射撃を伴う訓練も予定されており、中国側は演習区域への船舶や航空機の立ち入りを警告しています。東部戦区の報道官は、今回の演習を「『台湾独立』勢力と外部の干渉勢力に対する重大な警告」と位置づけ、日本や米国をけん制し、台湾の頼清徳政権を揺さぶる狙いがあると見られています。
演習では、制海・制空権の奪取や重要港湾の封鎖などが重点的に訓練され、艦船や航空機が多方向から台湾島に接近し、統合作戦での実戦能力が検証されるとのことです。
日米への反発が背景?
今回の軍事演習は、日本の高市早苗首相が国会で台湾有事を巡る発言をしたことや、トランプ米政権が台湾への大規模な武器供与を承認したことへの中国側の強い反発が背景にあると分析されています。中国は、これらの動きを台湾への介入とみなし、自国の主権を守るための措置として軍事演習を実施したと考えられます。
台湾情勢は、国際社会全体にとって重要な問題であり、今後の動向から目が離せません。今回の軍事演習が、台湾海峡の緊張にどのような影響を与えるのか、注視していく必要があります。
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