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2025年K-POP総括!日本人進出とジェンダーレスが変えたアイドル像

投稿日:2025年12月29日

2025年も数々のヒット曲が生まれ、新人アーティストのデビューやサバイバル番組の盛り上がりなど、K-POP界は話題に事欠かない一年となりました。K-POPイベントのMCやボーカルトレーナーとして活動するNICE73氏に、今年の動向を振り返っていただきました。

2025年のK-POP、キーワードは「日本」と「バンド」

NICE73氏によると、2025年のK-POP全体のトレンドとして最も注目すべきは「日本人」の活躍です。Mnetの『WORLDOFSTREETWOMANFIGHTER』に出演したダンサーKYOKA氏や、『現役歌王JAPAN日韓歌王戦2025』に出演したNovelbrightの竹中雄大氏など、多くの日本人アーティスト・ダンサーが韓国で人気を博しました。

「かつてないほど韓国で日本人が歓迎された一年だったと思います。日本人がたくさん進出し、韓国側の受け入れも昔とは全く違う。2025MAMAAWARDSでKYOKA氏がZEROBASEONEのソン・ハンビンさんとダンスコラボしたことも、それだけ韓国で愛されている証拠だと思います。」とNICE73氏は語ります。

もう一つの大きなトレンドは「バンド」の台頭です。数年前から韓国ではバンドブームが続いていましたが、ONEWEが『MAZE』で音楽番組『SHOWCHAMPION』の1位を獲得したことが、その流れを決定づけました。「今は本当にバンドの時代なんだ」と感じたそうです。

サバイバル番組『StealHeartClub』も話題沸騰

Abemaで放送中のバンドサバイバル番組『StealHeartClub』も大きな話題を呼んでいます。プロのミュージシャンから芸能高校の生徒、弘大で活動するパンクバンドのメンバー、モデル出身のミュージシャン志望者まで、多様な参加者が競い合いながら成長していく過程が描かれています。

「参加者も多様で、ただ競い合うだけでなく、セッションマンの人が高校生にレッスンしてあげたりと、荒削りな子が成長していく過程も描かれていて面白い。韓国の10代女子たちの同時間帯視聴率(地上波を含む)が1位だそうです。視聴者が女の子なのが韓国らしいですよね。日本ならバンドのファンは男性が多い印象ですが、韓国では“アイドルバンド”が強いんです。」とNICE73氏は分析します。

XdinaryHeroesも今年、『BeautifulMind』『LXVEtoDEATH』という2枚のミニアルバムを発表し、JYPエンターテインメントからDAY6の後継として期待されています。NICE73氏は「彼らの方向性がかなり明確になったと思います。『ICU』も話題になりましたし、次が本当に楽しみです。」と語っています。

日韓交流の未来へ

NICE73氏は、日韓の音楽シーンの交流について感慨深さを語ります。MBN『日韓トップテンショー』に松崎しげるさん、近藤真彦さん、中島美嘉さんが登場したことも話題となりました。

「日本と韓国の歌手が地上波の番組で一緒に歌って、それがまたネットでニュースになる。おそらく2002年日韓W杯の頃に、こういう未来を目指していたんだと思うんですが、20年以上かかってようやくここまで来たなと。今年は日韓国交正常化60年という節目でもありますし、ひとつの形になったと心から感じた1年でした。」とNICE73氏は述べています。

&TEAMの韓国デビューも成功

日本発グローバルグループ&TEAMも、『BacktoLife』で韓国デビューを果たし、『THESHOW』『SHOWCHAMPION』『MUSICBANK』という3つの音楽番組で1位を獲得しました。

「&TEAMは、まず日本でしっかりと活動をされ知名度を上げられました。その間に韓国ファンの熱は落ち着いてしまったのかと思いきや、人気番組『アイドルスター陸上競技選手権』(通称アユクデ)での大活躍もあって、ずっと待っていたファンと新規のファンが合流してあれだけの大きなうねりが生まれたんだと思います。」とNICE73氏は分析しています。

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