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橋幸夫さん、認知症と闘いながら歌手復帰…最期に口ずさんだ歌と献身的な妻の愛

投稿日:2025年12月30日

国民的歌手橋幸夫さんが、認知症を患いながらも歌手としての情熱を燃やし続けた姿と、妻・真由美さんの深い愛情に胸を打たれるニュースが話題を呼んでいます。引退から1年での電撃的な復帰、そしてその裏にあったとの闘い、そして最期に口ずさんだ歌…

御三家の一人、橋幸夫さんの輝かしい足跡

1960年のデビュー曲『潮来笠』で一躍スターダムにのし上がった橋幸夫さん。舟木一夫さん、西郷輝彦さんと共に「御三家」と呼ばれ、青春歌謡を牽引しました。『いつでも夢を』『霧氷』など数々のヒット曲を生み出し、日本レコード大賞も受賞。その歌声は、多くの人々の青春時代を彩ってきました。

認知症との診断、そして引退

2022年、橋幸夫さんは軽度のアルツハイマー型認知症と診断されます。声の震えを理由に2023年5月に引退コンサートを開催しましたが、その心にはまだ歌いたいという強い思いが残っていました。コンサート後、妻の真由美さんの支えもあり、石田重廣社長(夢グループ)の尽力により、2024年4月に復帰を表明。多くのファンを歓喜させました。

献身的な妻真由美さんの存在

橋幸夫さんと真由美さんの出会いは、2009年に遡ります。真由美さんがレビー小体型認知症家族を支える会の会長を務めていたことがきっかけで、認知症啓発活動への協力を依頼したのが始まりでした。2018年に結婚した2人。真由美さんは橋幸夫さんを「橋幸夫さん」と呼び、その才能を尊敬していました。

最期に口ずさんだ歌と真由美さんの願い

しかし、2025年5月、病状が悪化。中等度のアルツハイマー型認知症と診断され、6月にはパーキンソン病を併発し入院することになります。話すことが難しくなった橋幸夫さんでしたが、最期には1976年に発売された『人生はまだ語れない』を口ずさんでいたそうです。真由美さんは、橋幸夫さんのそばで24時間寄り添い、アロハシャツを着せて好きな曲をかけるなど、できる限りの愛情を注ぎました。

真由美さんは、橋幸夫さんが天国でも自分のそばにいてくれることを願い、安らかに眠る夫に「ハスの上に座るのよ。その隣はあけておいて」と語りかけました。ハスは、人間世界から清らかな極楽浄土へ往生する姿の象徴とされ、仏様が座る蓮華座や、極楽浄土に咲く花として伝えられています。

橋幸夫さんの歌声は、これからも多くの人々の心に響き続けるでしょう。そして、真由美さんの深い愛情は、私たちに愛することの大切さを教えてくれます。

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