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NSXの理想形を体現!限定17台「ゼロフォース・ファイナル」が筑波1分0秒3の伝説を継承

投稿日:2025年12月31日

ホンダの伝説的スポーツカーNSX。その中でも希少なモデルS-ZEROをベースに、徹底的なバランス圧倒的なパフォーマンスを追求した限定17台のコンプリートカー「ゼロフォース・ファイナル」が、NSX専門店ルートKSによって完成しました。

わずか14台のS-ZEROから生まれた究極のNSX

1997年2月のマイナーチェンジで登場したII型(NA2)のタイプSベースのクラブマンスポーツ仕様であるS-ZEROは、その後のNSX-R誕生により、わずか14台しか販売されなかった希少なモデルです。今回紹介する車両は、ルートKSの川合代表がショップ設立以前から所有する新車ワンオーナーの愛車であり、その歴史はルートKSの歩みそのものと言えるでしょう。

筑波サーキットで刻まれた1分0秒3の歴史

2003年、このS-ZEROはルートKSの初代デモカーとして筑波サーキットに挑み、惜しくも1分切りは逃したものの、当時のNSX最速となる1分0秒3を記録しました。その後も進化を続け、オリジナルのワイドボディキットを纏い、そのポテンシャルをさらに高めてきました。

スーパーGTマシンを彷彿とさせるエクステリア

エクステリアは、後期型の固定式ヘッドライトを組み込み、往年のスーパーGTマシンを彷彿とさせるゼロフォース・ファイナルエアロキットでフル武装。2010年にルートKSが17セット限定で販売したこのキットは、タイムアタックシーンで活躍するNSX勢からも支持されています。オリジナルのシュノーケルダクトは、熱対策だけでなく、約10kgの軽量化にも貢献する高機能なパーツです。

300psを発揮するファインチューンエンジン

エンジンは後期型のC32Bをベースに、吸気系、排気系を徹底的に煮詰め、F-CONVプロによる綿密な制御により最高出力300psを実現。足回りはクァンタムCRベースのオリジナル車高調、ブレーキはウィルウッドシステム、LSDはOS技研のスーパーロックLSDと、徹底的に強化されています。

30年近くの愛情が注ぎ込まれた一台

新車購入から30年弱、数えきれないほどの仕様変更を重ねてきたNSX。川合代表の深い愛情と、バランス重視で仕上げられたことがよく伝わってくる一台です。NSXの理想形を追い求めたルートKSの情熱が詰まった「ゼロフォース・ファイナル」は、NSXファンならずとも見逃せない存在と言えるでしょう。

取材協力

ルートKS
三重県鈴鹿市住吉3-29-17
TEL:059-392-6677

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