甲子園の初日の出に想う「不易流行」:タイガースと高校野球の変革
2026年の初日の出が、甲子園球場に昇りました。黄金色の光がグラウンドを照らし、100年以上の歴史を持つ聖地は、今年も新たな一年を迎えます。この光景に、阪神タイガースと高校野球の未来への展望が重なりました。
甲子園の伝統と進化
1924年の開場以来、甲子園球場は変わらぬ姿を保ちながらも、常に進化を続けてきました。現在も銀傘拡張工事が進められており、2028年にはアルプススタンドを覆う「大銀傘」が登場予定です。阪神電鉄は、この進化を「新たな歴史のための進化」と位置づけています。
昔も今も変わらない甲子園のたたずまいは大切にしたい。しかし、変化を恐れていては、未来へ繋ぐことはできません。現状維持は退歩だと、阪神タイガースの藤川球児監督は語ります。昨年のチームを一度解体し、新たなチームを作り上げる方針は、まさに変化を恐れない姿勢の表れです。
高校野球界の危機感と変革の必要性
高校野球界もまた、変革を迫られています。少子化による野球人口の減少、そして地球温暖化による夏の暑熱対策は、待ったなしの課題です。日本高校野球連盟は、「Change,orDie(変革か、死か)」という言葉を掲げ、指導者たちに危機感を訴えています。
今春から導入される指名打者(DH)制は、その一環です。しかし、7回制の導入には反対の声も上がっています。記録の重要性、そして歴史が土台にある夢やロマンを守るべきだという意見は、根強いものがあります。
「不易流行」の精神で未来へ
甲子園球場にも、野球にも、昔も今も変わらない美しさがあります。ここは、「甲子園塾」でも語られた「不易流行」でいきたい。いつまでも変わらない本質(不易)を保ちつつ、時代に合わせて変化(流行)を取り入れていく。それが、未来へ繋ぐための道だと考えます。
初日の出を拝みながら、野球界のより良き変革を祈ります。そして、阪神タイガースが100周年に向けて、新たな歴史を刻んでいくことを期待します。
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