回転寿司で「間違えてレーンに戻した」場合…罪に問われる?弁護士が解説
回転寿司店で、誤って取ってしまったお寿司をレーンに戻してしまう…そんな経験をしたことはありませんか?最近の「回転寿司テロ」騒動以降、店内での行動に厳しい目が向けられています。今回は、弁護士に、そのような行為が法的に問題となるのか、損害賠償を請求される可能性はあるのかを解説してもらいました。
「パニックでレーンに戻した」行為は罪になる?
弁護士ドットコムに寄せられた相談によると、ある回転寿司店で注文システムが分からず、流れてきたお皿を思わず取ってしまったものの、ネタがシャリから落ちていたため、手で直してレーンに戻してしまったというケースがありました。悪質なケースとは異なり、パニックや無意識の行動ですが、これは罪に問われるのでしょうか。
今井俊裕弁護士は、「一度触った寿司皿をレーンに戻す行為は、法的には『違法』と評価されうる」と指摘します。具体的には、刑法の器物損壊罪が問題になる可能性があります。
器物損壊罪とは?
器物損壊罪は、他人の物を故意に壊したり、汚したりして、その物の機能を損なう場合に成立します。しかし、今回のケースでは、「故意」が認められにくく、また「損壊」とも言い難いと弁護士は説明します。
また、偽計業務妨害罪が成立する可能性も考えられますが、本当に「無意識」だった場合や、パニックになってレーンに戻したということであれば、実際に立件される可能性は低いでしょう。
損害賠償を請求される可能性は?
店側から損害賠償を請求される可能性も気になる点です。弁護士によると、今回のケースでは、故意に商品に手を加えたわけではないため、損害賠償請求される可能性は低いと考えられます。しかし、お店によっては、衛生上の問題から、何らかの費用を請求される可能性も否定できません。
今回のケースは、誤ってお皿をレーンに戻してしまったという点が重要です。悪意を持って商品に手を加えたり、お店の備品を傷つけたりする行為は、絶対に避けましょう。
回転寿司店では、ルールを守り、気持ちよく食事を楽しみましょう。
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