東京都の特養入所申込者数、優先度高の人は減少傾向–施設選択肢の増加が背景に
東京都は、都内の特別養護老人ホーム(特養)の入所申込者に関する調査結果を公表しました。2024年4月1日時点の調査によると、在宅・要介護3以上で、かつ入所の優先度が高い申込者は2,888人。これは前回の調査から約4%減少しています。
申込者数減少の背景
東京都は、今回の減少の要因として、以下の2点を挙げています。
- 特養の整備が進んだこと:施設数が増加し、入所機会が増えたことが影響しています。
- 施設・居住系サービスの選択肢が増えたこと:有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの開設が進み、特養以外の選択肢が広がったことが要因として考えられます。
全体的な申込者数の状況
2025年4月1日時点の入所申込者数は全体で2万650人(前回調査比約13%減)。内訳は以下の通りです。
- 要介護3以上:1万8,776人(同)
- 在宅・要介護3以上:8,520人(約15%減)
- 在宅・要介護3以上かつ優先度高:2,888人(約4%減)
都内の特養定員と新規入所者数
同日時点の都内の特養定員は5万4,104人。2024年度の新規入所者は1万9,394人でした。東京都は、今後も高齢者保健福祉計画の策定の基礎資料として、3年ごとに特養の入所申込者の状況を調査していくとしています。
今回の調査は、都内62区市町村を対象に実施されました。高齢化が進む中で、多様なニーズに対応できる施設の整備と、適切な情報提供がますます重要になってきます。
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