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朝倉あき、「かぐや姫の物語」オーディション時の号泣と高畑勲監督の探究心に語る

投稿日:2026年01月10日

スタジオジブリの不朽の名作『かぐや姫の物語』の特別上映イベントが、12月14日にヒューマントラストシネマ渋谷で開催されました。イベントには、主人公・かぐや姫の声優を務めた朝倉あきさんと、カンヌ監督週間アーティスティック・ディレクターのジュリアン・レジさんが登壇し、作品の魅力や制作秘話について語り合いました。

オーディション時の苦悩と抜擢の喜び

朝倉さんは、オーディション時のエピソードを振り返り、「会場にはたくさんの人がいて、セリフはたった一フレーズで終わってしまい、目も合わせてもらえませんでした。落ち込んで駅まで号泣しながら帰りました」と告白。しかし、その後「この人なら託せるかもしれない」という言葉と共に抜擢されたことを明かし、「その言葉を聞くまでは、ずっと疑心暗鬼でした」と当時の心境を語りました。

「竹取物語」への挑戦と高畑勲監督の指導

「竹取物語」が日本で広く親しまれていることについて、朝倉さんは「シンプルなおとぎ話だからこそ、大人が楽しめる作品になるのか不安でした」と述懐。しかし、高畑勲監督からは「孫のように優しく接していただき、どんな質問にも丁寧に答えていただきました」と、温かい指導を受けたと明かしました。一方で、アニメーターの方々には「表現を徹底的に追及され、厳しく指導していただきました」と、制作現場の熱気を伝えていました。

作品の魅力を語り合う

ジュリアン・レジさんは、かぐや姫が逃げる疾走シーンを「どんどん加速して、鉛筆の線が見えてきて、形も消えかかり、キャラクターの周辺には黒や灰色だけが残る。この映画のハイライト」と絶賛。朝倉さんも共感し、「何気ない一瞬一瞬の表情がとても好き」と語り、衣装にまとわりついてはしゃぐシーンや、宴のシーンでの表情の変化など、印象的な場面を振り返りました。また、オーディションでも演じた「高貴な姫君は人ではないのね?」というセリフが、特に印象に残っていると明かしました。

高畑勲監督の偉大さと作品への想い

パステル調の色彩表現について、朝倉さんは高畑勲監督がフレデリック・バック監督を“師匠”と呼んでいたことを紹介。劇中歌については「歌が苦手で必死に練習しました」と振り返りました。最後に、高畑勲監督の偉大さについて問われると、「学者的な探究心の強さ」と答え、「愛とは何か、人はなぜ争うのか、なぜ『竹取物語』は愛されるのかを考え続けていました。その答えに追いつこうと、私たちも必死でした」と締めくくりました。

「カンヌ監督週間inTokio2025」は12月25日までヒューマントラストシネマ渋谷で開催中です。1月には金曜ロードショーでも『かぐや姫の物語』が地上波放送される予定です。

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