刺し身が止まらない!自動車メーカー出身の男が作る、衝撃の緑タレ「ぬた」
高知県の刺し身に添えられる鮮やかな緑色のタレ「ぬた」。その独特の風味に魅せられた自動車メーカー出身の男が、葉ニンニクの栽培・加工業に転身した、驚きのストーリーをご紹介します。
衝撃の味!ぬたとの出会い
兵庫県淡路島出身の嶋崎裕也さん(46歳)は、大手自動車メーカー勤務時代に、父の実家である高知県須崎市で初めてぬたを味わいました。ニンニクの葉の部分である葉ニンニクをすり潰し、味噌などに加えたぬたの酸味、甘み、そしてニンニク独特のうま味は、嶋崎さんの心を掴んで離しませんでした。
「刺し身がさっぱりして、何切れでも食べられる!」
しかし、当時ぬたが手に入るのは、葉ニンニクの収穫時期である冬場だけ。開発職として常に新しいものを生み出してきた嶋崎さんは、「ないなら自分で作ればいい」と、年中ぬたを楽しめるようにするべく、食品加工会社「アースエイド」を起業することを決意します。
自動車開発の経験を活かした葉ニンニク栽培
起業に向けて準備を進める中、葉ニンニクの安定供給が課題となりました。県内の生産者は自家用程度にしか栽培しておらず、一定量を確保するのは困難でした。そこで嶋崎さんは、須崎市で耕作放棄地を借りて、自ら栽培することにしました。
トラクターも用意できず、近所の人に手伝ってもらいながらのスタートでしたが、嶋崎さんは自動車開発で培った試行錯誤の精神を活かし、土の成分を測定し、最適な堆肥を模索するなど、葉ニンニク栽培に情熱を注ぎました。
「葉ニンニクの栽培も車の開発と同じ。常に試行錯誤です」
ぬたの魅力発信!地域創生にも貢献
現在、嶋崎さんのぬたは、国内外で多くのファンを獲得しています。葉ニンニクのビタミンC、鉄分、カルシウムといった豊富な栄養価に加え、嶋崎さん独自のアレンジが加えられたぬたは、従来のぬたのイメージを覆す、新しい味として注目を集めています。
アースエイドは、葉ニンニクの栽培を通して、地域の活性化にも貢献しています。耕作放棄地の活用や雇用創出など、地域創生にも積極的に取り組む嶋崎さんの姿は、多くの人々に勇気を与えています。
ぬたを通して、高知県の食文化を世界に発信する嶋崎裕也さんの挑戦から、今後も目が離せません。
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