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英国紳士、ファミリーカーのはずが50年落ちのスポーツカーに一目惚れ!妻を怒らせて手に入れたマーコスGT

投稿日:2026年04月03日

「家族と犬を乗せられる車が必要だ」と妻と約束していたのに、なぜか50年落ちの2シーター英国スポーツカー「マーコスGT」を購入してしまった英国人男性、マーク・エドワーズさんの物語です。その顛末と、愛車への熱い想いをレポートします。

まさかの展開!Facebookで見つけた一目惚れ

マークさんは、次のファミリーカーを探すため、妻の指示でネットサーフィンをしていました。すると、Facebookの広告にマーコスGT3リッターの投稿を見つけたのです。「それまで実車を見たことがなかったので、単なる好奇心で見に行くだけ」と妻に伝え、見に行くと、一目惚れしてしまい、気づけば手付金を支払っていたとのこと。そして、ロンドンからウェスト・カントリーまで引き取りに行ったそうです。

帰宅後、妻は「座席が2つしかないじゃない!」と大いに怒ったため、結局、家族用の車としてアウディQ5を追加購入することになったそうです。しかし、マークさんの心はすでにマーコスGTに奪われていました。

マーコスGTとは?

マーコスGTは、1964年に発売された英国のスポーツカー。木製シャシー、グラスファイバー製ボディ、そしてボルボP1800のエンジンを搭載しているのが特徴です。その後、より高出力のモデルが登場し、1968年には最上位モデルの3リッターが発売されました。シャシーは木製からスチール製に変わりましたが、FRの2シーター・クーペという基本設計は変わりません。

車高が非常に低く、運転姿勢は水平に近いのが特徴。そのクラシックなシルエットと、大きなヘッドライト突き出たボンネットは、一目で心を奪われる魅力があります。

レストアに費やした費用は…?

マークさんが購入した個体は1969年製で、販売促進のために南アフリカへ送られましたが、目的は達成されず、英国に戻って1970年に登録されました。購入時の走行距離は11万km。前オーナーから運転して帰った際、大がかりな改修が必要だと判断したそうです。

まず、エンジンを3.1Lにボアアップし、ステージ4のチューニングを施しました。費用はなんと9000ポンド(約190万円)。さらに、4速のフォード・タイプ5トランスミッションのオーバーホールや、電気系統の改修を行い、総額で1万4000ポンド(約295万円)の費用を費やしたそうです。購入価格1万2000ポンド(約250万円)よりも、改修費用の方が高かったことになります。

それでも手放せない、愛着の理由

マークさんは少し申し訳なさそうに「ただ、一目惚れしてしまったんですよ」と語ります。妻を怒らせてしまったことは反省しているものの、マーコスGTへの愛情は揺るぎないようです。わずか196台しか生産されなかった希少なモデルを、自分の手でレストアし、乗り続けることは、特別な喜びをもたらしてくれるのでしょう。

この物語は、衝動買いの末に、愛車への情熱が芽生える、ロマンチックな一面を見せてくれます。ファミリーカー選びは失敗に終わったかもしれませんが、マークさんにとって、マーコスGTはかけがえのない存在となったようです。

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