Bリーグドラフト2026で唯一の複数指名!秋田ノーザンハピネッツが「早稲田大コンビ」獲得に踏み切った理由とは?
高額年俸も「即戦力」として評価、秋田が描くチームの未来図
2026年1月下旬に行われた注目の「Bリーグドラフト2026」。多くのチームが新人への高額年俸規定を考慮して指名を見送る中、唯一、複数指名という積極策を打ち出したのが秋田ノーザンハピネッツでした。秋田が獲得したのは、大学バスケ界の名門・早稲田大学で活躍したガードコンビ、岩屋頼選手と堀田尚秀選手です。一体、なぜ秋田はこの「賭け」に出たのでしょうか。
「岩屋選手が指名されていたら1巡は見送った」長谷川誠TDが明かす獲得の裏側
今回のドラフトでは、大学経由の選手には1巡目1,800万円、3巡目以降でも1,000万円という最低年俸が定められています。多くのチームがこのコストを懸念する中、秋田の取締役テクニカルディレクターを務める長谷川誠氏は、独自の相場観で獲得に踏み切りました。特に全体5位で指名した岩屋選手については「今の我々が求めている得点力のあるポイントガードで、IQも高くリバウンドも取れる」と、1巡目指名を確信していたといいます。「他のチームに取られたら1巡目は見送るつもりだった」という言葉からは、彼に対する熱い信頼と、チーム戦略の核心が伺えます。
シューター不足の解消と将来への投資
また、3巡目で指名した堀田選手については、身体の線の細さはあるものの、大学トップクラスのシュートセンスを高く評価。現在ケガで離脱中の田口成浩選手の穴を埋めるピースとして、即戦力かつ将来の主力候補として迎え入れました。長谷川TDは「セカンドガードを外部から補強すれば2,000万円程度の年俸が必要になる。それならば、若く将来性のある選手を育てる方が得策」と語り、決して高すぎる買い物ではないと断言します。