2026年は「1966年生まれ」が還暦!小泉今日子、大槻ケンヂら伝説の世代の歩みとは?
「丙午(ひのえうま)」の年に生まれた特別な世代
「え、あの人がもうそんな年齢なの?」と驚くことはありませんか。2026年には、1966年生まれの人々がついに還暦(60歳)を迎えます。この世代は「丙午(ひのえうま)」の迷信によって出生数が極端に少なかったことで知られていますが、その分、強固な仲間意識を持つ「少数精鋭」の世代でもあります。大槻ケンヂさん、スガシカオさん、小泉今日子さんらが中心となって開催されるライブイベント「
ネット以前の「机SNS」で繋がったサブカル魂
今の10代や20代には想像しにくいかもしれませんが、彼らの青春時代は「インターネット」がありませんでした。大槻ケンヂさんの著書『サブカルで食う就職せず好きなことだけやって生きていく方法』(角川文庫)には、好みの漫画や音楽を机に描いたり、下敷きに切り抜きを挟んだりすることで同志を探した「机SNS」という文化が記されています。ネットのない時代に、レンタルレコード屋や漫画専門店を巡って自身の感性を磨き上げた彼らの経験は、現代の「推し活」に通じる熱量を持っていました。
アイドル・女優として時代を駆け抜けた小泉今日子
1966年生まれの女性の代表格といえば、小泉今日子さんです。彼女はデビュー当時、自らアイドルを語るという「共犯的なノリ」で観客を魅了し、深夜ラジオを通じてファンとの濃密な関係を築きました。これは現在のVtuberとファンとの関係性にも通じるものがあります。その後、女優としてドラマ『あまちゃん』などで見せた円熟の演技は、多くの同世代に「歳を重ねることの美しさ」を証明しました。
変化を恐れず「好きなことで生きる」先駆者たち
他にも、漫画界の巨匠・冨樫義博さんや、エッセイストの酒井順子さんなど、この世代は常に新しい表現や生き方の先駆者であり続けてきました。1980年代のバンドブームや雑誌文化を牽引し、今なお第一線で輝き続ける彼らの姿は、現代を生きる私たちにとっても「就職せずに好きなことで生きていく」ことの意味を問いかけてくれます。2026年の還暦を機に、彼らが遺してきた音楽、漫画、小説といった作品を改めて手に取ってみてはいかがでしょうか。