徳之島で大学生が世界と繋がる!「国際ユースキャンプ」が教えてくれた平和の価値とは?
「闘牛」が縁で繋がった国際交流!徳之島に世界中から学生が集結
鹿児島県の離島・徳之島で、ユニークで意義深い取り組みが行われました。8月15日から21日まで開催された「第3回徳之島国際ユースキャンプ」には、ボスニア・ヘルツェゴビナやフィリピン、そして日本の大学生たちが集まり、島の戦跡を巡りながら平和について語り合いました。実はこの交流、徳之島とボスニアの共通点である「闘牛文化」がきっかけで生まれたもの。地域の歴史を世界的な視点で再発見する、非常にエモーショナルなプロジェクトなんです。
歴史を学び、英語でつながる!次世代が築く新しい平和のカタチ
キャンプ期間中、参加した8人の学生たちは、特攻隊の歴史や米軍統治下にあった徳之島の戦後史を深く学びました。20日には伊仙町の「ほーらい館」で、地元や沖永良部島の児童生徒を交えた交流座談会が開催されました。参加した中学生からは「最初は緊張したけれど、積極的に英語で話しかけることで世界のことを知ることができた」と、前向きな声が上がっています。教科書で学ぶだけでなく、実際に異国の学生と対話することで、自分たちの住む町の歴史がより立体的に見えてくるのかもしれませんね。
「記憶の継承」は国境を超える!学生たちが感じた命の重み
フィリピンから参加したラファエル・フェルナンドさんは、元小学校教師という自身の経験と特攻隊の歴史を重ね、「元教師が特攻隊として亡くなった事実を知り、当時の思いに強く胸を打たれた」と語りました。また、ボスニアから来たアナ・エレナ・バンドゥーカさんは、徳之島の子どもたちが持つ独自の視点に魅力を感じたといいます。このキャンプは、外務省の補助事業を活用し、東京大学のシンクタンク「ROLES」が主催しています。単なる観光ではなく、「戦争の記憶」をどう未来へつなぐかを、若者たちが自らの言葉で考え抜く、非常に貴重な機会となっているようです。