なぜ平成は「おバカ」がブームになったのか?ヘキサゴンIIが変えたテレビの常識
「石の上にも120年」が笑いを生んだ!平成を席巻したおバカタレントの正体
今では懐かしい響きとなった「おバカタレント」。かつて「クイズ!ヘキサゴンII」で珍解答を連発し、一世を風靡した彼らが、なぜあそこまで社会現象になったのか不思議に思ったことはありませんか?実は、このブームにはテレビ業界の深い戦略が隠されていました。「競技クイズ界最強の男」として知られる徳久倫康氏の著書
東大生には出せない魅力?「常識の共有」を再定義したヘキサゴンの戦略
かつてのクイズ番組といえば、知識自慢の猛者が難問に挑むスタイルが主流でした。しかし、「ヘキサゴンII」は真逆の路線を選択します。予選でペーパークイズを行い、チーム戦で競う形式は、視聴者にとっても「自分にも解けるかも?」という親近感を生みました。特に、羞恥心やPaboといったユニットが産んだ「とんちんかんな回答」は、小中学生レベルの教養でさえも怪しくなっていた時代において、誰とでも笑い合える「共通言語」としての役割を担っていたのです。難しい問題を解くことよりも、みんなで笑える空間を作ること。それこそが、当時のテレビがたどり着いた「お茶の間のコミュニケーション」の形だったのかもしれません。