「獺祭」が旭酒造から社名変更へ!会長・桜井博志と漫画家・弘兼憲史が語る「どん底からの大逆転劇」
売り上げ3分の1から世界へ。獺祭の型破りな挑戦とは
日本酒ファンなら誰もが知るブランド「獺祭」が、大きな転換期を迎えています。2025年6月、長年親しまれてきた「旭酒造株式会社」から、ブランド名と同じ「株式会社獺祭」へと社名変更を行うことが発表されました。5月16日、東京・日本橋三越本店にて開催されたトークイベントでは、獺祭会長の桜井博志氏と、獺祭の歩みを漫画化した『漫画懲りない親父、世界へ挑む獺祭進化する伝統』の著者・弘兼憲史氏が登場し、その波乱万丈な歴史を振り返りました。
家業を継いで直面した危機、そして独自の酒造りへ
今や世界中にファンを持つ獺祭ですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。桜井会長が家業を継いだ当初、売り上げは10年で3分の1まで減少するという危機的状況にありました。イベントでは、大手酒造会社での修行経験や、先代との確執、さらには杜氏が去るという逆境を逆手に取り、自ら酒造りを手掛けることになったエピソードが語られました。かつての「量を飲んで酔わせる」時代から、純米大吟醸という高品質な日本酒の価値を広めてきた桜井会長の経営哲学は、変化を恐れない若手世代にとっても大きな刺激となっています。
失敗を恐れず進化し続ける「獺祭」の未来
西日本豪雨による被災やコロナ禍など、数々の困難を乗り越えてきた獺祭は、現在、宇宙での酒造りといった驚きのプロジェクトにも挑戦しています。今回のトークイベントの様子や、桜井会長のこれまでの挑戦が詳しく描かれた