ガソリン価格カルテル問題で長野県石油商業組合が謝罪 新体制での信頼回復へ
長野県石油商業組合の新理事長が知事と面会。カルテル問題の再発防止を誓う
ガソリン価格を巡るカルテル問題で揺れていた長野県石油商業組合が、新たなスタートを切りました。6月に新しく理事長に就任した吉田和生氏が長野県の阿部知事を訪問し、一連の問題に対する謝罪と、今後の信頼回復に向けた改善計画について説明を行いました。公正取引委員会から「違法行為を事実上容認していた」と厳しい指摘を受けていた同組合は、今後、3カ月ごとに改善の進捗状況を県に報告し、透明性を高めていく方針です。
「情報の風通しを良くする」組織改革で信頼は取り戻せるか
今回のカルテル問題の背景には、組合内部のコミュニケーション不足があったと吉田新理事長は分析しています。本部からの指示や情報が末端の支部まで十分に伝わっていなかったことが、ガバナンス機能の低下を招いた原因の一つです。今後は本部・支部・地区間での情報の断絶をなくし、オープンな組織づくりを急ぐとしています。県側からは「これまで信頼回復の機会があったにもかかわらず、逆の方向へ向かっていたのは極めて遺憾」と厳しい言葉が投げかけられました。今後はガバナンスの徹底とコンプライアンスの順守が、組合の存続をかけた最優先事項となります。詳細は