【アイスランド】捕鯨が2年ぶりに再開!抗議活動が起きる中、今秋には「全面禁止」法案も
2年ぶりの商業捕鯨再開に世界から厳しい視線
アイスランドで、2年ぶりとなる商業捕鯨が再開されました。先週、国内で最後となる捕鯨船2隻が港を出港しましたが、その直前には、動物愛護団体による激しい抗議活動が繰り広げられました。活動家が船のマストに自らを鎖で縛り付けるといった騒ぎも起き、警察が介入する事態となっています。現在、商業捕鯨を許可しているのは、世界中で日本、ノルウェー、アイスランドの3か国のみとなっており、国際社会や動物愛護団体からは非常に厳しい視線が向けられています。
「人道的な捕獲は不可能」と動物愛護団体が強く批判
今回の捕鯨再開を受け、NGO「ヒューメイン・ワールド・フォー・アニマルズ」のジョアンナ・スワベ氏は、メディアに対し強い落胆を表明しました。同氏は「クジラを人道的に殺す方法はないという証拠が数多くあるにもかかわらず、再び捕鯨が始まるのは許しがたい」と指摘しています。また、アイスランド国内ではクジラの肉を食べる人がほとんどいないという現状もあり、「需要がほとんどない中で、クジラが苦しむ可能性が高い捕鯨が行われること」に対して、国内外から疑問の声が高まっています。
今秋には「捕鯨全面禁止」の法案が提出へ
実はアイスランドでは、経済的な低迷や収益性の悪化を背景に、2024年と2025年の捕鯨を一時中止していました。しかし今回、限定的に再開されたものの、政府は今秋にも「捕鯨を全面的に禁止する」ための法案を提出する予定です。国際捕鯨委員会(IWC)による商業捕鯨モラトリアムの動きがある中、アイスランドがどのような決断を下すのか、今後も世界中の注目が集まることになりそうです。詳しい最新情報については、