「準備不足」の悔しさから這い上がった1年。リアム・ローソンが語るF1との向き合い方
突然の降格、そして成長。リアム・ローソンが明かす本音とは
昨年のF1界で大きな話題となった、リアム・ローソンのレッドブル・レーシング降格劇。代役としてわずか2戦を戦った直後にシートを失い、レーシングブルズ(旧アルファタウリ)へ戻ることとなったあの日から、約1年の月日が流れました。この度、人気ポッドキャスト『HighPerformancePodcast』に出演したローソンは、当時の葛藤や今の自分を支える「強いメンタルの保ち方」について、約1時間半にわたり赤裸々に語っています。
「コントロールできることだけに集中する」強さの源
ローソンはインタビューの中で、当時の自分について「準備ができていなかったのは事実」と率直に認めています。しかし、限られたチャンスの中で実力を証明できなかった悔しさを、単なる挫折では終わらせませんでした。彼を支えたのは、メンタルコーチから教わった「自分でコントロールできることだけに集中する」というシンプルな指針です。他人の評価やネット上の批判、チームの決断といった「自分ではどうにもできないこと」にエネルギーを費やすのではなく、目の前のトレーニングや課題に向き合う姿勢を徹底したことで、精神的なタフさを手に入れたといいます。
SNSと距離を置き、真のプロフェッショナルへ
また、彼は自分自身を守るためにSNSとの距離を置くという決断も明かしました。憶測が飛び交うネット空間から離れ、自分自身と向き合う時間を優先したことが、今の彼にとって非常に大きなプラスとなったようです。「あの経験があったからこそ、以前よりも良いドライバーになれた」と語るその表情からは、厳しい世界で戦い抜く覚悟と、次なるチャンスを掴むための静かな自信が感じられます。今後もF1という過酷な舞台で戦い続けるローソンの、更なる躍進から目が離せません。