「このスネア1発で背骨が痺れる」NONAREEVES・小松シゲルが明かす“一生聴き続けたい”神ドラム5選
日本を代表するトップドラマーの1人、小松シゲル(NONAREEVES)さん。佐野元春&THECOYOTEBANDや藤井風、OriginalLoveなど、数々の名演を支えてきた彼が、「背骨が痺れるほど最高!」と語るドラムフレーズをご存知でしょうか?今回は、プロも唸る至高の楽曲と、その魅力を余すところなくご紹介します。
マイケル・ジャクソンの名曲に見る「解析不能なフィル」の魔力
小松さんがまず挙げたのは、マイケル・ジャクソンの「RockWithYou」と「BabyBeMine」。クインシー・ジョーンズとジョン・ロビンソン、そしてレオン・ンドゥグ・チャンクラーという伝説的なチームが作り上げたAORサウンドは、今聴いても色褪せない輝きがあります。特に「BabyBeMine」のフィルインは、プロである小松さんですら「未だに解析が定まっていない」と語るほど、高い技術とセンスが詰まった神フレーズなんです。
プリンスの楽曲で聴ける、スネア1発の衝撃
次に小松さんが挙げたのが、プリンスの「CallMyName」。アルバム「Musicology」に収録されたこの曲は、ドラマーのジョン・ブラックウェルによる凄まじい出だしのフィルから始まります。しかし、小松さんが特に痺れるポイントは、直後にくるプリンスの歌い出し。「Call~myname」の~に入っているスネア1発を聴くたびに「飯が何杯でも食えるし、酒も旨い!」と語るほど、身体の芯まで響く一撃です。
職人技が光る西海岸ソウルと、忘れられない「SOMEDAY」の緊張感
ほかにも、ジョニー・ブリストル「HangOnInThereBaby」でのエド・グリーンの絶妙なハイハットワークや、Sly&TheFamilyStone「InTime」でのアンディ・ニューマークによるハイセンスな16ビートなど、グルーヴの教科書のような名曲が登場。さらに、自身もサポートを務める佐野元春さんの名曲「SOMEDAY」では、あの伝説的なイントロのフィルを演奏する際の「絶対にミスれない」という緊張感あふれるエピソードも披露してくれました。
トップドラマーが現場で意識していることとは?
最後に小松さんは、自身が演奏する際に意識していることとして、フレーズが「楽曲の中でどう影響するか、もしくはしないか」という俯瞰的な視点を挙げています。出たり消えたりするような、楽曲に寄り添うドラミングこそが、彼のタイトでエネルギッシュなプレイの秘密なのかもしれません。今回紹介された曲は、どれもドラムの魅力を再発見できる名曲ばかり。ぜひプレイリストに入れて、小松さんが痺れた「音の隙間」を聴き込んでみてください。
小松シゲルさんの活動詳細は、公式サイトや公式SNSでもチェックできます。