辺野古での船転覆事故、犠牲となった武石知華さんは「コース変更」を希望していた…第三者委報告書で明らかに
突然の悲劇、本人に届かなかった「変更」の願い
沖縄県の辺野古沖で発生した悲劇的な船の転覆事故。この事故で亡くなった同志社国際高校2年、武石知華さん(当時17歳)が、事故の前に辺野古での乗船コースからの変更を希望していたことが、31日に公表された第三者委員会の調査報告書によって明らかになりました。本来であれば避けることができたかもしれない悲劇に、遺族は深い悲しみを抱えています。
抽選という運命の分かれ道
報告書によると、当時の研修旅行では希望者が殺到したため、辺野古コースの定員を超えてしまったといいます。学校側が別コースへの変更希望者を募ったところ、武石さんを含む計51人の生徒が手を挙げました。しかし、抽選の結果、武石さんは外れてしまい、当初の予定通り辺野古コースに参加せざるを得ない状況となっていました。もし抽選に当たっていれば、別の運命があったかもしれないという事実に、やりきれない思いが募ります。
遺族「心の整理ができていない」
この事実を報告書で初めて知ったという武石さんの両親は、「知華が一度、コース変更希望を出していたこと、抽選で外れて辺野古コースに残ることになったことを報告書で初めて知り、心の整理がまだできていません」と苦しい胸の内を明かしました。若すぎる命が失われたこの事故の詳細は、ニュースサイト