「元SVリーガーが40キロの宇宙服で街へ?」選手からスタッフへ転身した古市彩音の奮闘記
現役引退から1年、かつてのセッターが選んだ「新たな舞台」とは
バレーボール界のトップリーグである「SVリーグ」。その名門として知られるデンソーエアリービーズで、ひときわ異彩を放つ新人スタッフがいます。それが、つい1年前まで現役のSVリーガーとしてコートを駆け回っていた古市彩音さんです。群馬銀行グリーンウイングスやデンソーで計7シーズン、セッターとして活躍した彼女が、引退後に選んだのはコートの中ではなく、地域とチームをつなぐ「橋渡し」という大役でした。
コートから広報へ。40キロの宇宙服をまとう意外な「営業活動」
現在、古市さんは自治体や企業、学校、そしてメディアを飛び回り、チームの魅力を伝える活動に奔走しています。時にはイベントで、なんと重さ40キロにもなる宇宙服を着用して汗を流すことも。プロの選手として「自分がいかに活躍するか」を追い求めていた彼女ですが、現在は「チームをどう支えるか」「地域の人々にどう愛されるか」という、自己中からチームファーストへと変化したマインドで日々奮闘しています。
福島移転で迎えた勝負の1年。次世代のスポーツビジネスを切り拓く
現在、デンソーエアリービーズは愛知県西尾市から福島県郡山市への本拠地移転という大きな転換期を迎えています。SVリーグが求める「クラブのプロ化」に向け、地域密着や集客戦略は避けて通れない課題です。古市さんはチームに先駆けて郡山市へ移り住み、地域住民との関係作りを地道に進めてきました。プロの集客アドバイザーからも高い評価を受ける彼女の姿は、選手からスタッフへ転身を考える多くのアスリートにとって、新しいキャリアのロールモデルになるはずです。