【訃報】伝説のピエロ『IT』ティム・カリーが80歳で死去 名優の軌跡を振り返る
『ロッキー・ホラー・ショー』のカリスマが残した功績
映画史に残るカルト映画『ロッキー・ホラー・ショー』のフランクン・フルター博士役で世界中のファンを魅了した、英俳優のティム・カリーが、2026年8月25日夜、ロサンゼルスの自宅で亡くなったことが分かりました。80歳でした。米TMZをはじめとする多くのメディアが報じています。カリーは2012年に大きな脳卒中を患って以来、長年にわたり闘病を続けていました。
強烈な個性で愛された名優ティム・カリーの軌跡
1946年にイギリスで生まれたカリーは、1968年の舞台『ヘアー』でプロデビュー。その後、運命的な出会いを果たしたリチャード・オブライエンによる『ロッキー・ホラー・ショー』で、妖艶でカリスマ的なフランクン・フルターを演じ、一躍時代の寵児となりました。網タイツとコルセットという衝撃的なビジュアルは、今なおポップカルチャーの象徴として多くのファンに愛され続けています。
『IT/イット』ペニーワイズ役でトラウマ級の恐怖を刻む
カリーの魅力は、その多彩な演技の幅にあります。映画『ホーム・アローン2』や『アニー』など幅広いジャンルで活躍したほか、スティーヴン・キング原作の映像化作品『IT/イット』(1990年)で演じた恐怖のピエロ、ペニーワイズ役は、世界中の観客に忘れられないトラウマを植え付けました。その独創的で圧倒的な演技力は、多くのクリエイターや俳優たちからも深く尊敬されてきました。
生涯を通じてファンに寄り添った稀代のスター
カリーはインタビューの中で、自身の演じたキャラクターたちが「自分自身のあり方を見つける手助けになった」というファンからの声に深い感銘を受けていたことを明かしています。役柄のイメージに縛られることなく、常にプロフェッショナルとして誠実にキャリアを積み重ねたティム・カリー。彼がスクリーンや舞台に残した輝きは、これからも色あせることはありません。心よりご冥福をお祈りいたします。