【独自取材】コロナ後の平壌はどうなった?7年ぶりに訪朝した写真家が見た「意外な日常」とは
シンガポール出身の写真家、アラム・パン氏が2025年10月、新型コロナの国境封鎖後としては極めて稀な北朝鮮・平壌への滞在を実現しました。これまで20回もの訪朝経験を持つパン氏が語る、「7年ぶりの平壌」の驚くべき変貌ぶりとは一体どのようなものだったのでしょうか。
スマホ決済が当たり前?現代化が進む平壌の街並み
今回の滞在でパン氏が最も驚いたのは、市民のライフスタイルの変化です。7年前の2018年と比較して、スマホの普及率が格段に上昇しており、買い物の決済には「三興(サムフン)電子財布」というアプリが広く使われていたといいます。街並みも再開発が進み、新しいビルや舗装された道路が増加。さらに、24時間営業の薬局が登場するなど、私たちが想像する北朝鮮のイメージとは異なる「現代的な側面」が見え隠れしています。
制限はあるものの、ホテルではSNSも利用可能?
滞在先の羊角島(ヤンガクド)国際ホテルではWi-Fiが提供されており、限定的ではあるもののインターネットへの接続が可能でした。パン氏はインスタグラムやフェイスブックを利用できたと明かしていますが、一方でなぜかTikTokだけは開かなかったという不思議なエピソードも。ただし、これらはあくまで「当局が許可した場所」での体験であり、市民が日常的に利用するネットワークは北朝鮮内のイントラネットに限定されています。
ICBM型のおもちゃも?レストランで見えた食文化
パン氏が訪れた「牡丹峰(モランボン)レストラン」などの市内施設では、朝鮮料理から刺し身、唐揚げといった多彩なメニューが提供されており、支払いには米ドルや中国元も使用可能でした。また、玩具店では大陸間弾道ミサイル(ICBM)を模したおもちゃが並んでいるなど、北朝鮮ならではの独特な光景も健在です。今回の貴重な記録の詳細は、パン氏のインスタグラム