「引き揚げの歴史を歌に」長門市の小学生が平和への想いを込めて楽曲制作に挑戦
平和の歴史が残る港町・仙崎から、子どもたちが紡ぐメッセージ
山口県長門市の仙崎港は、戦後の歴史を語る上で欠かせない「引き揚げ港」として知られています。終戦直後の1945年9月から約1年2ヶ月の間、大陸から帰還する4万人余りの人々を温かく迎え入れた場所です。そんな深い歴史を持つ地元で、長門市立仙崎小学校の4年生36人が、自分たちの住む町の魅力を伝える「ふるさとの歌」作りに取り組んでいます。
地域ガイドから学ぶ、仙崎に受け継がれる「おもてなしの心」
子どもたちは実際に町を歩き、地元のボランティアガイドから当時の過酷な状況と、それを受け入れた町の人々の優しさについて学びました。児童からは「心を込めた食べ物で平和をつなごうとした当時の人々の想いを歌にしたい」「地域の愛情や温かさを表現したい」といった、誇らしい声が上がっています。指導にあたるのは、金子みすゞの詩に曲をつける活動で知られるシンガーソングライターのちひろさんです。
2027年2月の発表会に向けて、歴史を未来へつなぐ
このプロジェクトは単なる楽曲制作にとどまらず、子どもたちが自身の住む町の歴史文化を深く理解し、愛着を育む貴重な学習の場となっています。完成した歌は、2027年2月に予定されている発表会で披露される予定です。歴史を知り、平和の尊さを歌に込める子どもたちの挑戦を、地域全体で見守りましょう。今回の学習の様子や詳細については、