「ホテルニューアワジ」のあの歌声はデモテープだった?長寿CMソングの驚きの制作秘話
耳に残るあの名曲は、実は偶然生まれたものだった
関西人なら誰もが一度は口ずさんだことがあるであろう、「ホテルニューアワジ」のCMソング。テレビをつければ自然と流れてくるあのメロディは、もはや関西の風景の一部といっても過言ではありません。実は、この楽曲を手がけたシンガーソングライターの西浦達雄さんが、制作当時の驚きの裏話を明かしました。なんと、私たちが30年以上聴き続けているあの歌声は、本番用ではなく「デモテープ」だったというのです。
プロの経験が活きた「演歌調」の奇跡
西浦さんによると、制作のきっかけは30年以上前の制作会社からの依頼でした。「日本調のものがほしい」という要望に応え、西浦さんはJ-POP(当時のニューミュージック)、童謡調、そして演歌調の3パターンを作成。その中で選ばれたのが、今や伝説となったあの演歌調のメロディでした。当初は別の演歌歌手が歌う予定でしたが、予算の都合で叶わず、西浦さんが吹き込んだデモテープがそのまま採用されることになったそうです。長年バンドマンとして培った演歌の演奏経験が、結果として最高の形で結実しました。
ギャップがすごい!作者は高校野球の顔としても有名
さらに意外な事実に驚かされます。西浦さんは2014年まで、実に28年もの間、ABC朝日放送の「高校野球中継」エンディングテーマを担当していたことでも知られています。コンサートで「ホテルニューアワジのCMソングは私です」と打ち明けると、観客から驚きの声が上がることも多いのだとか。爽やかな野球のイメージと、あの独特なCMソングのギャップは、多くのファンにとって新鮮な驚きとなっているようです。長く愛されるCMソングには、こうした偶然とプロの技術が詰まっていたのですね。
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