寝たきりでも「大阪なら生きやすい」―28歳・SMA当事者が語る、障害者が“特別”にならない街の魅力
「みんなと同じ、ただの人」として生きるための選択
「排泄も食事も、すべてに人の手が必要」。そんな重度の障害を持ち、寝たきりの生活を送るウッディさんが、故郷の愛媛を離れ、大阪で一人暮らしをスタートさせました。脊髄性筋萎縮症(SMA)という難病と向き合いながら、彼がなぜわざわざ見知らぬ土地での自立を選んだのか。そこには、自分自身の人生を自分で切り拓く「先頭に自分がいる」という圧倒的な実感がありました。彼が綴る新生活のリアルは、多くの人に「本当の自立とは何か」を問いかけています。
障害者が目立たない街―大阪で感じた空気感の違い
大阪での暮らしを始めて3カ月半。ウッディさんが何より衝撃を受けたのは、街の空気感でした。地元・愛媛では、車いすで外に出るだけで周囲の注目を集めてしまうこともありましたが、大阪では違ったといいます。障害者が決して「特別な存在」として扱われるのではなく、街を歩くたくさんの人たちと同じように、ごく自然な風景の一部として存在できている。そんな「みんな同じただの人」という空気に触れ、彼は「28歳の成人男性として生きている」という自己肯定感を強く抱くようになったそうです。詳細なエピソードは、彼の著書『