【リヴァプール補強診断】約490億円投資も「右サイド」の穴は埋まらず?スカッドの歪みが浮き彫りに
昨夏、驚異の約890億円という巨額を投じながらも無冠に終わったリヴァプール。今夏もアルネ・スロット新体制のもと、約490億円という大型補強を敢行しました。しかし、フットボール識者の目には、その補強戦略に「深刻な歪み」があるように映っているようです。今回は、新シーズンに向けたリヴァプールの補強を深掘りします。
止まらない右サイドの懸念、サラーの後釜は不在のまま?
昨季までのリヴァプールといえば、右サイドバックのトレント・アレクサンダー=アーノルドと、右ウィングのモハメド・サラーによる破壊力抜群のホットラインが攻撃の代名詞でした。しかし、両者がチームを去った今、その「右サイド」の穴埋めが完全には機能していません。今夏獲得したヴィクトル・ムニョスやブラッドリー・バルコラは、いずれも左サイドを得意とする選手。結果として、既存戦力を強引に右へスライドさせるような編成となっており、本来の攻撃力を発揮できていないのが現状です。
フロント陣の混乱が招いた「歪な補強」の正体
なぜこのようなチグハグな補強が続いているのでしょうか。その背景には、クラブ運営側の不安定さが見え隠れしています。昨夏の補強を取り仕切ったリチャード・ヒューズSDがアル・ヒラルへ移籍し、さらにフットボール部門の要であるマイケル・エドワーズCEOも退任。意思決定権を持つトップ層の相次ぐ離脱により、長期的なビジョンに基づいた補強が困難になっていることが、スカッドのバランスを崩す一因となっています。今後は、新指揮官と新しいフロント陣がいかにして強固なチーム作りを再構築できるかが、タイトル奪還の鍵となりそうです。
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