「また来るの?」お盆の次はシルバーウィーク…孫の帰省ラッシュに疲弊するシニア夫婦の「賢い選択」
「孫疲れ」は本音?お盆後の再訪予告に揺れる67歳夫婦
お盆休みに帰省した子どもや孫たち。久しぶりの再会は嬉しいものですが、その後ろに「シルバーウィークも行くから!」という追い打ちがかかると、複雑な心境になるシニア世代が多いようです。地方で暮らす67歳の浩二さん(仮名)夫妻も、まさにそんな悩みを抱える一人。お盆の3泊4日で食費やお小遣い、レジャー代を含めて約15万円の出費を経験したばかり。年金月25万円で生活する二人にとって、短期間で続く「孫との時間」は、経済的にも体力面でも小さくない負担となっていました。
貯金はあるけど「孫散財」はキツい…夫婦が出した結論とは?
老後資金として2,800万円の蓄えがある浩二さん夫妻ですが、働いていた頃のような収入はありません。再び帰省を受け入れれば、また準備やもてなしで「体力」と「お金」を消費することになります。そこで夫妻が下した決断は、なんと「シルバーウィークにあえて温泉旅行を予約して家を空ける」というもの。家にいれば「いつでもウェルカム」という空気が流れてしまいますが、外出すれば「今回は残念だけど都合がつかない」と角を立てずに断ることができます。これは、自分たちの老後のQOL(生活の質)を守るための、極めて現実的で賢い防衛策といえるかもしれません。
「帰省貧乏」にならないための家族間コミュニケーション
離れて暮らす家族の帰省は、若者側には「親孝行」のつもりでも、シニアにとっては大きなプレッシャーになりがちです。無理をして我慢を重ね、結果として家族関係にヒビが入ってしまっては本末転倒ですよね。もし帰省の頻度や出費に頭を抱えているなら、浩二さん夫妻のように「予定を先回りして埋めておく」ことや、時には正直に「今回は準備が大変だから、日帰りや外での待ち合わせにしよう」と提案する勇気も必要です。お互いが無理をせず、適度な距離感で長く良好な関係を続けることこそが、本当の意味での「親孝行」になるのかもしれません。
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