名将・渡辺元智さんお別れの会 盟友・小倉元部長の言葉に涙…筒香選手ら教え子1500人が参列
「天国でまた野球を」盟友が送った最後のメッセージ
8月にこの世を去った、横浜高校野球部元監督・渡辺元智さんの「お別れの会」が14日、横浜市内で執り行われました。会場には、教え子であるプロ野球選手や全国の高校野球関係者など、約1500人が集まり、数々の栄光を築いた名将との別れを惜しみました。会場の祭壇には、横浜高校の校章やボールをかたどった美しい花々が飾られ、ユニホーム姿の渡辺さんの遺影が優しく参列者を見守っていました。長年、二人三脚で横浜高校の黄金時代を築き上げた盟友・小倉清一郎元部長は、「18日間続いた雨が嘘のような素晴らしい晴天。まさに監督らしい」と語りかけ、「天国でまた野球をやりましょう」と、涙ながらに最後のエールを送りました。
「勝つことの重み」を託された後輩たち
現在、横浜高校野球部を率いる村田浩明監督は、弔辞の中で忘れられないエピソードを明かしました。2年前の神奈川大会決勝で敗れた際、渡辺さんから「進退伺いを出せ」と厳しくも愛のある叱咤激励を受けたといいます。村田監督は、「子どもたちは横浜高校という名門を選んで入学してくる。何が何でも勝たせろ、という熱いメッセージだと受け止めています」と、名将から受け継いだ伝統と重圧への覚悟を語りました。会場には、教え子である横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手らも参列し、白いカーネーションを手向けました。名将の意志は、今の横浜高校ナインにしっかりと受け継がれています。
横浜高校の歴史や、渡辺元智さんが遺した功績については、