【WEC富士】トヨタが初日苦戦!小林可夢偉が悔やむタイヤ判断とライバルの底力
ホーム富士での試練、王者トヨタに何が起きているのか?
世界耐久選手権(WEC)第6戦、伝統の富士6時間レースが開幕しました。母国での凱旋レースとなるトヨタ・ガズー・レーシングにとって、金曜日の走行は予想以上に厳しいものとなりました。FP1こそ平川亮の8号車がトップタイムを記録し好発進かと思われましたが、FP2では状況が一変。ライバルたちの圧倒的なロングランペースを前に、トヨタ勢は苦しい展開を強いられています。
タイヤの先入観が裏目に、小林可夢偉が語る「厳しい現実」
チーム代表兼ドライバーの小林可夢偉は、初日を終えて「全体的に厳しい」と率直に心境を語りました。特にFP1でのタイヤ判断が響いたようです。小林は「ソフトタイヤは使えない」と早々に決めつけてしまいましたが、気温が下がったFP2では逆にその判断が裏目に出ることに。「先入観がなければ、もっと上手く対応できたかもしれない」と悔しさを滲ませています。マシンの特性上、タイヤを温めることに苦労する現状では、気温が低いコンディションは大きな悩みの種となっているようです。
LMDh勢の台頭と「雨待ち」の戦略的ジレンマ
一方、8号車をドライブする平川亮も「ロングランは思ったよりもキツい」と危機感を抱いています。平川は、今回の富士のコンディションがトヨタなどのLMH(ル・マン・ハイパーカー)よりも、アルピーヌやBMWといったLMDhマシンに有利に働いているのではないかと分析。決勝に向けて「原因は分かっている」としつつも、劇的な改善は一筋縄ではいかない様子です。両ドライバーともに、逆転のチャンスとして「雨」を期待していましたが、天気予報は好転傾向にあり、さらなる悩みどころとなっています。
決勝レースの行方は?ホームの意地を見せられるか
圧倒的な速さを見せるライバルたちに対し、トヨタはどう食らいついていくのか。WECでは一発の速さ以上に、タイヤをいたわりながら安定して周回を重ねる「ロングラン」のペースが勝負を分けます。苦しい状況だからこそ、チームの総合力と粘り強い戦い方が試されることになります。現地で観戦するファンにとっても、テレビで応援するファンにとっても、最後まで目の離せない激戦になりそうです。最新の順位や詳細なリザルトは、