中国の王毅外相、岩屋前外相に「台湾発言」の是正を要求 日中関係の揺さぶりか
「台湾問題」を巡る中国側の強い要求とは
中国の王毅外相が、訪中した岩屋毅前外相と北京で会談しました。この会談で王毅氏は、日本の次期首相候補とも目される高市早苗氏が昨年11月に行った「台湾有事」に関する国会答弁を名指しは避けたものの強く意識し、「指導者による台湾問題での誤った発言を、なるべく早く是正することが必要だ」と異例の要求を行いました。中国外務省の発表によると、これは日中関係の改善に向けた「正常化」を強く促すものとされています。
高市政権への牽制?岩屋氏との会談の裏側
今回、日本国際貿易促進協会(国貿促)の会長として訪中した岩屋氏は、対中関係を重視する立場として知られています。中国側が、高市氏の答弁以降、日本の政治家と王毅氏の会談を公式発表するのは今回が初めてです。専門家の間では、中国側が対中友好の姿勢を持つ岩屋氏との対話を選んで公表することで、日本国内の政治状況、特に高市政権への揺さぶりをかける狙いがあるのではないかと指摘されています。
河野洋平氏の遺志と日中関係のこれから
また、今回の会談では、6月に死去した国貿促の元会長、河野洋平元衆院議長への言及もありました。岩屋氏は「河野氏の遺志を継ぐ」と語り、厳しい状況にある日中関係の修復に取り組む姿勢を示しています。これに対し王毅氏は、河野氏の過去の活動を称賛しました。今後の日中関係がどのように動くのか、政治・経済の両面から大きな注目が集まっています。詳細な情報は、