【北大で衝撃】「追い出し部屋」が実在した?組織的なアカハラ認定で波紋
大学の研究室で、信じられないようなハラスメントが行われていたことが明らかになりました。北海道大学の理学研究院で、特定の准教授たちを「組織的に孤立」させていた問題です。北大のハラスメント対策室は、この行為を「組織的なアカデミックハラスメント(アカハラ)」であると認定しました。大学の教授会という組織が主導したアカハラ認定は、なんと日本で初めてのケースとされています。
たった4平方メートルの部屋へ…「追い出し部屋」の実態とは?
被害を訴えていた准教授たちは、研究室の教授が退職や異動をした後に残った「旧スタッフ」と呼ばれていました。なんと教授会にあたる「講座委員会」が、彼らを遠ざけるための内部基準を勝手に作成していたのです。具体的には、「学生を配属しない」「研究室から別の部屋へ移動させる」「新任教授は彼らを引き受けない」といった冷酷な内容でした。中には、最長で4年以上もの間、たった一人で狭い研究スペースに閉じ込められ、研究環境を奪われていた准教授もいたといいます。これはまさに、企業の現場で問題視される「追い出し部屋」そのものです。
「極めて不適切」大学の自治に切り込んだ異例の調査
今回の調査結果では、講座委員会の一連の対応について、「終身雇用の准教授たちの意思に反して研究室から追い出すことを意図しており、その目的は不当である」と厳しく断罪されました。また、准教授たちが改善を求めても無視し続けた姿勢を「極めて不適切」と批判しています。専門家からも「大学が『部局の自治』という聖域に踏み込んだ画期的な調査」との声があがっており、この問題の異常性の高さが伺えます。北海道大学は詳細の公表を控えていますが、この認定は今後の大学教育現場におけるハラスメント対策に大きな影響を与えそうです。今回の一件に関する詳細は、毎日新聞の