【ロッテ】唐川侑己が引退へ。チームメイトが語る「お兄ちゃん」のような存在と19年の軌跡
偉大な先輩との別れ、選手たちから溢れる感謝と尊敬の言葉
今季限りでユニフォームを脱ぐことになった、千葉ロッテマリーンズの唐川侑己投手。19年間にわたるプロ野球人生の締めくくりとして、3日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)終了後に引退セレモニーが行われます。長くチームを支え続けた唐川投手に対し、後輩や同僚たちはどのような思いを抱いているのでしょうか。多くの選手たちが、「優しく、面倒見の良い先輩」としての素顔を明かしてくれました。
若手の手本であり続けた「準備」の姿勢
長年、第一線で活躍し続けたその理由は、日々の地道な積み重ねにありました。鈴木昭汰投手や田中晴也投手は、「毎日淡々と、手を抜かずに準備をする姿」に感銘を受けたと語ります。八木彬投手も「どんな時も同じメニューを黙々とこなす姿は、まさに尊敬しかなかった」と振り返りました。ルーキーからベテランまで、多くの若手選手が唐川投手の背中を見て、プロとして長く生き残るための「準備力」を学んでいたことが伝わります。
「お兄ちゃん」のような温かさと、人間としての教え
プレー面だけではなく、プライベートでも多くの選手から慕われていました。安田尚憲選手や池田来翔選手は、自主トレを共にした際、野球だけでなく社会人としてのマナーや私生活の重要性を教わったと語ります。また、小島和哉投手は「最近はお兄ちゃんのような距離感で接してくれた」と、心温まるエピソードを披露。小野郁投手や横山陸人投手らと自宅でバーベキューを楽しむなど、公私ともにチームの精神的支柱であったことが伺えます。
受け継がれる「魂」と最後のメッセージ
捕手陣にとっても、唐川投手との時間は特別なものでした。佐藤都志也選手は、1年目の頃から配球やブルペンでの佇まいなど、「信頼される捕手になるための基礎」を徹底的に叩き込まれたと感謝を口にします。高野脩汰投手は、延長戦という過酷なシチュエーションでの心の持ち方を教わり、自身の飛躍につなげました。球団の象徴として19年もの長きにわたりプレーし続けた唐川投手の功績は、これからもマリーンズの若手たちの中に生き続けます。