トラブル続きの「スターライナー」が再出発!ボーイングの有人飛行再開はいつ?
相次ぐトラブルを乗り越え、2028年の有人飛行再開を目指す
NASAは、飛行試験中にトラブルが相次いだボーイング社の宇宙船「スターライナー」について、2028年の有人飛行再開を目指すと発表しました。2024年6月に行われた初の有人飛行試験では、ヘリウムガスの漏えいや推進装置の故障といった深刻なトラブルが発生し、搭乗していた飛行士2人が長期間ISS(国際宇宙ステーション)に取り残される事態となりました。今後は船体の大幅な改修を行い、今年12月には無人での試験飛行を予定しており、改めて安全性の検証を行う方針です。
なぜNASAはスターライナーにこだわるのか?
現在、ISSへの定期的な有人輸送はスペースX社の「クルードラゴン」が唯一の担い手となっています。しかし、スペースX社は将来的に月や火星探査を見据えた大型宇宙船の開発に注力するため、クルードラゴンと主力ロケット「ファルコン9」を退役させる計画です。NASAとしては、米国独自の有人輸送手段を途絶えさせないために、スターライナーの運用を確立させることが急務となっており、開発の難航や多額の追加費用がかかっても、ボーイングの技術力に期待を寄せている現状があります。
今後の宇宙開発の行方
今回の改修には約3億5900万ドル(約560億円)もの追加費用が投入されるなど、まさに崖っぷちの状況にあるボーイング。宇宙開発における競争は激化しており、民間企業同士の協力と競争がこれまで以上に重要になっています。今後の詳細なニュースや最新の打ち上げ情報は、