「たったひとつのたからもの」――CMで語り継がれるダウン症の少年と母の6年間の愛の記録
「幸せな瞬間」を届けたかった。天国の息子へ贈る母の願い
2000年、小田和正さんの名曲「言葉にできない」とともに流れた明治生命のCMを覚えているでしょうか。映像の中で、父親にしっかりと抱かれ、どこか儚くも幸せに満ちた表情を見せる男の子。その写真のタイトルは「たったひとつのたからもの」でした。写真に写っていたのは、当時6歳でこの世を去った加藤秋雪(しゅうせつ)君です。母・浩美さんは、息子が駆け抜けた6年間の日々には、確かに輝くような幸福な瞬間があったことを世界に伝えるため、この写真を応募しました。
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