【81年目の原爆の日】なぜ今「核の議論」が必要なのか?私たちが考えるべき未来
「核のない世界」は遠のいている?現状を知ろう
広島と長崎に原爆が投下されてから、今年で81年が経ちました。当時、一瞬にして街が焼き尽くされ、多くの尊い命が失われた事実は、今の私たちにとっても決して忘れてはならない歴史です。しかし、世界に目を向けると、ウクライナ情勢や中東での対立など、核兵器の使用が現実味を帯びるニュースを耳にする機会が増えています。核保有国が核兵器への予算を過去最大に増やすなど、世界は「核に頼る」方向へ進んでいるようにも見えます。
「すぐに使える核」が増加中?81回目の原爆の日、池上彰が解説する世界の「危うい現状」
世界で「すぐに使える核兵器」が増加。一体何が起きているのか?
8月6日、広島は81回目の「原爆の日」を迎えました。被爆者が長年願い続けてきた「核兵器のない世界」ですが、残念ながら世界の現状は厳しい局面に立たされています。ジャーナリストの池上彰さんが、ニュース番組で解説した最新の核事情を見ていきましょう。スウェーデンの研究機関のデータによると、世界には現在1万2187発もの核弾頭が存在します。全体の数は前年よりわずかに減ったものの、驚くべきことに「すぐに実戦配備できる核弾頭」は100発も増加し、4012発に達しました。核兵器の数は減っても、いつでも撃てる状態の武器は増えているという、非常に矛盾した危険な状況にあるのです。
高市首相の「非核三原則」発言に変化?広島平和式典でのあいさつが波紋を呼ぶ
「堅持しながら」の言葉が消えた?高市首相の式典あいさつに注目
8月6日、広島で行われた平和記念式典での高市早苗首相のあいさつが、ネットや政界で大きな話題となっています。高市首相は「非核三原則を堅持しており、『核兵器のない世界』の実現に向けた努力をたゆまず続けていく使命を担っている」と述べました。注目されているのは、その言い回しの微妙な変化です。これまでの歴代首相は「堅持しつつ」「堅持しながら」と、未来に向けた継続的な姿勢を示す言葉を添えてきました。しかし、今回は「堅持している」という現状説明にとどまったことで、今後の姿勢に対する臆測が広がっています。
「もし核抑止が崩壊したら?」世界滅亡までの72分間を描いた衝撃のノンフィクションが話題
核戦争のシミュレーションがリアルすぎて怖い…一体何が起きるのか?
皆さんは「核抑止」という言葉を信じていますか?「核を持っているからこそ、相手も撃ってこない」というこの論理。しかし、もしそれが何らかの理由で崩壊したらどうなるのでしょうか?そんな問いに、調査報道ジャーナリストのアニー・ジェイコブセン氏が極限のリアリティで迫った著書『
高市首相、NPT再検討会議への参加見送り 核軍縮への姿勢に懸念の声
核拡散防止条約(NPT)再検討会議が27日からニューヨークで始まる中、高市早苗首相が参加を見送る方針であることが明らかになりました。政府は国光文乃外務副大臣を派遣する方向で調整を進めていますが、国際社会からは「格下げ」と受け止められる可能性があり、日本の核軍縮に対する姿勢が問われています。